3月21日、和歌山県立武道館にて主催大会と同じサバキゲームルールによるトーナメント交流試合がありました。久しぶりの春らしい暖かな行楽日和となったせいか、各所で渋滞がありやや遅れ気味の大会会場への到着となり、開会式に遅れご迷惑をお掛けしました。
選手達も慌てて道着に着替え、準備声掛けする時間も無いままだったので、少し気後れしてる感も有り、元気と自分から前に出て行くことを指示してようやく体勢を整えて試合を迎える事が出来ました。
同じ古巣での仲間先生達と毎年春に和歌山にて行われている大会なので、気心しれている先生方なので、談笑しながらも安心して試合を観戦する事が出来ました。
先鋒、幼年部セリアからの試合で始まり、年中ながらもキャリア、大会成績から年長組のフリークラスで取り組みされており、さすがのセリアも頭ひとつ大きな選手に翻弄され、なかなか思うように勝てずに終わりましたが、元気、やる気だけは一番にアピール出来ており頭から突っ込むクセさえ、早く直せばまた勝ちにつなげていけると思います。
お姉ちゃんのジュリアは、ハイキックをバンバン出してほとんど危なげなく優勝まで辿り着く事が出来ました。
課題としては、あと1歩踏み込んで空振りを減らすことがスタミナロスを防ぐ事になりますので、下をしっかり当てての距離から上へ繋いで欲しいと思います。
小1ライトクラスのハルキ、日頃の弱々しさもあり大丈夫かと心配しましたが、横サイドステップからのハイキックを上手く当てるタイミングが理解してきたのか、随所にヒットさせる事が出来てきたので今後の成長が楽しみでもあり初優勝を飾る事が出来ました。
小2フリーのカズミは、優勝は出来たもののラッキー的な勝利が多く、まだまだ満足しないで課題をクリアして欲しいと思います。
高学年になれば、掴み、崩しでの試合も多く見受けられましたが、足を止めて掴むだけや正面からの掴みを多くあり、膠着した掴みは、本戦ではカウント注意が入りますので、瞬時に掴んで崩すタイミング、崩れなければ自ら離して打撃につなげる事も稽古してきて欲しいと思います。
この大会、トーナメントではありますが、敗者復活戦も有り成績次第では再度決勝戦まで辿り着く事が出来ます。しかし、そこから優勝する為には一度敗れた黒星を補うために決勝相手選手に2度の勝利をしなくてはなりません。
このハンディなかなか勢いある勝ち続けた選手から勝ちとるには至難があり、実際ほとんどが1度は勝ってても2度目で負けるパターンが多くありました。
その中、唯一、小2男子ライトクラスの部にてトモハルが、逆転優勝してくれ大変価値のある成績を残してくれました。
この大会での勝星記録は、公式サバキゲームでの勝ち星記録に累計されますので、此所で戦った選手達は、
是非5月31日に予定している第19回 サバキゲームにも参加して欲しいと願います。
結果
優勝 小1男子ライトクラスの部 トモキ
小2男子ライトクラスの部 トモハル
小2男子フリークラスの部 カズミ
小2女子クラス ジュリア
準優勝 小5・6男子ライトクラス アサヒ
3位 ツバサ
小5・小6フリークラス タクミ
敢闘賞 ジュリア タイゾウ