2012年09月

宝塚スポーツセンターにて357名の大きな大会に行きました。京空会からは三名、到着するとお知り合いの先生が沢山おられ、ワイワイ楽しく過ごせました。
まず、小学五年初級クラス35キロ未満でリキト登場、相手は白蓮会館さん、本線は互角の勝負、引き分けで延長へ、後半少しペースダウン、相手の膝に勢い有り判定で敗退。しかし、よく食らいつき僅差の勝負でした。
次にサクラ登場、宮野道場さんと当たり、最初から手数、圧力かけられ、殆ど何も出来ず完敗!判定負け。
同じクラスにミライ登場、緒戦少し下がりながらのキレる廻し蹴りがヒット!合わせ一本勝ち!二戦目もスタートの出合い頭、上段前蹴りがクリーンヒットワザ有り、直ぐにまたハイキックを決め、ダメージ無く勝利!ベスト4で膝をボディに決め、動き止まりワザ有り奪取!最近の好調そのままに決勝へ。
決勝の相手は、ラッシュが止まらない圧力強い相手。つきあわず、膝蹴りでペースを掴めと指示。しかし、ペースにはまり、後手にまわり苦しい展開、後半攻めるもやりにくそうで、判定負け、準優勝でした。
この大会は全関西とはいえ、大手のビッグクラブや有名なクラブが殆どで、レベルも大変高くこれを経験するのも勉強と思います。
負けた反省と次のポイント&ko関西選抜に向けて何をどうするか?考えて行動替えるしかありません!
お世話になりました、空手家M先生、他スタッフの皆様御世話になりました。各先生方、出場した選手、お疲れ様でした!

                                                         (岩井師範 報告)
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基本編と型編は、Face bookより見て下さい。ダウンロード無茶長く労力タイヘーン!

9日の日曜日、本部にて行いました。
今年二回目という事で、少年部の多くがメインでした。
少年部も最近グッとレベルアップし大人以上の動きを見る事が出来ます。今回も驚いたのはウキョウの前蹴上げ!まだ十級ながらしっかり耳近くまで足が上がりこれだけなら黒帯クラスです。それからアマネの蹴りも全般的にレベル高く彼女は飛び級でした。
そして、見せてくれたのは茶帯のレンとユイト。基本稽古から抜群のキレを見せてくれてワザが走る走る!特にユイトの右前蹴上げは満点あげても良いのではと思える、腰の回転、軸足の蹴りと伸び、踵まで浮くぐらいのスピードと腰の載せ方でした。
型で見せてくれたのはヒリュウ。前屈立ちの腰の落ち方と移動してもピタッと決まるブレない運足に感心しました。彼女もまだ水色帯の初級者でこのレベルは将来型のスペシャリスト?(^-^)コンビネーションもユイトは抜群でした。
コンビネーションはただワザの連続でなく、相手の攻めに対し捌いてポジショニングからの間合いによりワザを選択して的確な攻撃、フィニッシュまでの構成が重要ですが彼のは全てが良い選択をしなからの高評価てした。レンもカラダがデカい分、若干スピードがユイトより劣りますがそれでも高レベルです。
我が山科からは六名受けました。皆、それなりに上がってましたが、秘蔵の中学生Tくんも受けました。彼は春まで伝統派の黒帯で、試合にも出たいと言うポジティブ派!スピード、勢いも有りめでたく飛び級で5級になりました。
帯に色がついたので試合も出れる用に準備さしたいと思います!組手はサバキゲームルールで行います。
目を見張るようなものはなかったですが、ゲーム本番の良い講習会になりました。皆さんお疲れ様でした!
                                                          (岩井師範 報告)
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今回は、小学生では高学年の初級者が多く受講し、一般部クラスに移動も近くある事から、期待も込めての飛び級から始めてもらう子も沢山いましたが、Jr前線で小さい時から試合に出ている子供達と同等に競い合える為には、
これから大きな壁とプレッシャーも感じるかと思います。
 
他流持ち帯がある者も、それを考慮した形で、2階級以上の飛び級昇級から始めて貰えるように評価しました。
飛び級になった者、1つ昇級した者も、今抜いた抜かれたという事は小さな事で、ゴールはもっと先にあります。
それ以上に、締める帯に恥ずかしくない行動と気持ちを持って毎日の稽古に励んで欲しいと思います。
 
今回受けれなかったり、後輩に抜かれてしまったとか、悔しい気持ちがある者は、これからその気持ちをパワーに変えて、色んなイベントに積極的に参加し、道場で人一倍汗をかくことによって、必ず追いつき追い抜く事も可能だと思います。
 
今の現状、結果を見て、他人をうらやんだり、あきらめたり、腐らず、奢らず、昨日までの自分自身を最大のライバルとして、より成長する事を目指して頑張って欲しいです。
 
早く伸びる子、コツコツと努力して力をつけていく子、人の能力はそれぞれです。
今だけの結果に捕らわれずに、これから先の可能性に向かって真摯に謙虚にそして貪欲に努力する事を忘れないで欲しいと思います。
 
何事も継続する事が一番大切です。此所まで築いてきた事は、必ず宝物として自分にとって無くてはならない貴重なものに変身する時が来ます。
時として、いろんな事が待ち構えている事と思いますが、やめる理由を考えるより続けられる工夫をすれば、答えは1つでは無いと思います。
 
次回の審査会は、年明けになると思います。
色んな思いのある方は、今からその準備をコツコツと始めておいて欲しいと思います。
皆さんの成長に期待しております。
 
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審査会の朝、道場に入る前に玄関を覗いたら、しっかり靴が揃えて並べてありました。
沢山の人達であふれかえる中、誰かがそっと揃えておいてくれたのかもしれませんが、親御さんや兄弟、他支部の者も多くいるなかで、靴を揃えようという気持ちが根付いてきたのか、何も言わなくても、しっかり出来ていた事に、少し気持ちよくさせてもらいながら、審査会を始める事が出来ました。
 
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審査終了後は、参加したみんなで懇親会(反省会含)を行いました。
沢山の差し入れも頂き、審査の緊張も解けたのか瞬く間に用意した料理が食い尽くされてしまい、深夜おそくまで話尽きぬまま、盛り上がりました。*中には大いびきかいて寝ている輩もおりましたが・・・
 
長丁場の一日、皆さん御苦労様でした!
 
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オーストラリアより今年1月からウチの道場で稽古をしているステップさんの二段のテストをしました。
通常のテストとは異なる形でしたが、京空会の基本稽古、自分の得意な型(平安5・バッサイ大)を披露、最後に女子会員2名とサバキゲーム形式で組手をして、外国人では初めてとなる有段認可をする事が出来ました。
あっという間に、半年以上が経ち単身で、身よりもないままにオーストラリア友好団体に所属していたというだけで、私を頼りに訪れながらも1人黙々と何も世話せずとも道場に来て頑張ってくれた事は、大変評価出来ると思います。
彼女は、帰ってから道場を開くのが夢だと言っております。
何らかの形で、手助けになればと今回の審査を薦めチャレンジしてもらいました。
日本に来て遊ぶこともそこそこに、稽古を頑張る彼女の姿をみてオーストラリア女侍魂を感じております。
すっかり、ウチの道場の子供達も懐いてきましたから、これからキッズの中でEnglish Karateをしてもらう事も考えております。
残り少ない日本の生活を有意義に過ごしてもらいたいと思います。
 
Face book にて審査模様の写真を多数配信しております。
 
 
 
 
 
 
 
 

海外ロサンゼルスでのとあるカラテクラブの動画です。
我々も参考に活動していきたいと思います。

先日、地区ブロック戦や全日本大会でウチの選手だった子と対戦したお母さん方より
メールやお話をさせて頂いた事がありました。

最近、○○ちゃんのお話がブログ等に出てないけど、元気にされてますか?
実は、ウチの子が以前に対戦させてもらい全然歯が立たなく負けて、その子を目標にしているんです。という言葉を頂きました。

...
試合に出れば、必ず勝者と敗者が出てしまいます。
悔しい思いをすれば、その選手をライバル視し次は必ず勝つぞとの思いで稽古を積む事は、目標になり成長のきっかけとなる事が多くあります。

勝った選手は、これでこの大会は卒業、次はもっと大きな大会をと思う気持ちも判らないでは無いですが、その大会でタイトルを獲ったという縁が出来れば、主催者側の先生達もまた来年も出て、そのクラスの選手達と競い合って欲しいという願いが出来るものだと思います。

強い選手が出て、活躍してくれるという事は自流、他流に係わらず主催者側からも嬉しいものだと思います。
大会を主催するものにとって、そこでの切磋琢磨によるレベルアップを期待するからこそ、沢山のスタッフ達と協力し、準備に労力を掛けて行っていると思います。
大会チャンピンオンを讃えるからこそ、また次も頑張ってもらいたいと思うものです。

この大会に出れば○○選手とまた戦えるそんな思いで1年頑張って来た
選手にとって 蓋を開ければその選手がいないというのは、たとえそこで優勝しても真の勝利と思えない気持ちも出来ると思います。

ウチの息子が地方遠征大会を拘り続け出場しているのは、ある選手と2年前に対戦し、圧倒的な攻撃の強さに衝撃を受けて負けた事が切っ掛けでした。
その大会で、入賞する事は出来て全国大会でもう一度という思いで参加した時、その選手は参加しておらず少々、気抜けした事がありました。
2回目の地方大会では、対戦出来無かったものの全国大会に参加してくれましたが歯が立たずに敗退!
その悔しい思いを受けて、今年3度目の対戦をして結果まだまだ力が足りず勝つ事は出来ませんでしたが、かなり追い詰める事が出来、相手選手も驚異的な成長を喜んでくれました。
その選手が、タイトルを獲ってもその大会に出てくれるからこそ、拘り続け出場したいと言っているのだと思います。
いつの間にか2人に友情が芽生え、その子が大阪で試合があった時に応援に行ってあげたいと連れて行ってやった事がありました。

誰も初めから快進撃をして勝ち続ける事なんて出来ません。
大会デビューして、勝ったり負けたりを繰り返し、その中からどうしてもこの選手に勝てないという大きな壁にぶつかり、それを破って勝利した時はタイトル以上に嬉しい時があると思います。

逆に、自分がその大きな壁として成長したときは、俺を乗り越えて見ろ!との思いで
受けて立ってやれる立場になって欲しいと思います。

そういう意味で、サバキゲームは勝星数を競って記録を作り、何度も対戦する事で
前回に負けた選手と当たる事も沢山有り、負け続けていたけれど、今回初めて勝てたという経験も沢山出来るようになっております。

勝って奢らず負けて腐らず、大会が縁で勝ち負けが出来た所から、お互い続けていればまた違う大会で対戦する事も出てくるかもしれませんが、その大会でそのクラスの優勝の席は1つしかありません。
勝ち続けて優勝した事によって、沢山の敗者が生まれているのです。
その敗者の思いは、1つ次はあの選手に勝ちたい!多分優勝した選手もそんな思いの中で稽古を続けてようやく勝利を手にしたのだと思います。

そこであったドラマを考えれば、優勝した選手は次の大きな大会ばかり見るのでは無くて、そこで勝利して成長出来た恩返しとして、同じ大会で連覇していける事も頭にいれて頑張って欲しいと強く願います。
 
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