先月に続き2度目の四国遠征の大会でした。
今回216名の出場で、この武道場は全日本大会にしても負けないほど立派だといつ来ても思います。
最初は中学女子重量クラスにツブラ登場、四名による総当たり戦で初戦は少し下がってしまい、判定負けでしたが二戦目からエンジンもかかり勝利すると三戦目も持ち前の前進力で勝利、この時点で、三名が同率の為、クジ引きで決勝進出戦に出るものをきめ、ツブラは惜しくも惜敗し三位となり、しかし来年春の全日本のキップを掴みました。
次に小学五年女子クラスにミライとサクラ登場、2人共初戦はシードで二回戦からで、ミライは最近好調の膝を入れて相手ダウン、辞めのコール後となり、再開するも圧倒し勝利、決勝へ、サクラは攻撃は出すものの正確性に欠き少し押されて敗退、三位決定戦へまわります。相手は先程のボディを効かせたミライの相手、前蹴りと膝でボディ攻めろと指示、ワザは出すものの相手の踏み込みが速く前蹴りを潰され、ハイキックをヒットされてポイント取られポイント負け、ミライも決勝は何故か動きが硬く調子の出ないまま敗退、準優勝となりました。
全日本獲得おめでとう!
そして、小学五年男子クラスにリキト登場、25名の激戦区で初戦はシードで二回戦から、手数もよく出て押し気味に進みます。しかし終了間際、上段前蹴りを貰いポイント負け、また関西予選でチャレンジです。
そして、長男セイヤが高校軽量クラスに登場、三名による巴戦で二人が全日本獲得となります。相手は2人とも全日本優勝経験者で、高校重量クラス登場のカッタも巴戦で2人共優勝経験者、組み合わせを見て2人共顔見合わせ目が点になってました。
良い経験と気持ち切り替えスタート、初戦は互角の展開もセイヤの手数が慎重になりすぎ少なく、後半、ミドルをヒットされポイント負け、次に気持ち切り替えます。
二戦目は互角に進み、もう少し攻めればの展開終了間際、セイヤのヘッドガードが横にズレ、アピールする間もなく少し攻めれ判定負け。良い経験となりました。
一方、カッタは強豪相手にしっかり攻めて押し気味に進みます。引き分け延長で相手が後ろ回転からの回し蹴り、ミドルのポイントになり先取り勝負で敗退となりましたが、ビデオ見ると当たっておらず、不可解な結果となりましたが、ライバル視する選手に3度目の対戦でここまで追い詰めての事は、評価に値する戦いだったと思います。
次選に、今大会2年覇を目指すデンマーク人(彼は世界大会2位の実績があります。)の強豪相手に攻めるも体格で押され、崩しに来ます。引き分けかと思う接戦も判定は惜しくも相手に上がり敗退。しかし、これも互角以上の展開で素晴らしい勝負が出来たと思います。
そして、閉会式にて、四位も推薦により入賞で全日本獲得と発表され、セイヤとカッタは3位として四国代表となり、4位のサクラも全日本出場獲得となりました。
4位の出場権は、自分の意志で放棄して関西予選チャレンジも可能らしくこれから自分たちで考えて結論を出す予定。
大会を進行されたH先生、佐藤勝昭先生、各先生方、お疲れ様でした。ありがとうございました(^-^)
 
                                                   (岩井師範 報告一部改訂)
 
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デンマークのイエンス先生とも色んな話が出来、来年の春の全日本で合う約束を致しました。
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遠い地方での大会でお互いライバルながらも共感出来るものがあるようで、大会が終わればすぐにみんな仲良しになっておりました。
再会する時は、もっとお互い強くなって出会えるように日々の稽古を心がけ競い合い成長して欲しいと思います。