会場の近隣にエキスポシティがオープンし、渋滞と駐車状況にやきもきしていた最中にて、紫電流ポイント大会がありました。心配していた事情もほぼ皆無での会場入りが出来、中には念入りに2時間以上前に着いて準備されていた方も多くおられたようで、万事尽くすのは良い事とは言えお気の毒でした。
大会は、予定通りの時間より始まり、初めは幼年部のセリアからのスタート!
先日、JKJOの全日本大会に出場し、あっという間に玉砕されての経験があり、精神的に大丈夫かなとの危惧もありましたが、幼児らしからぬ華麗なフットワークで準備、大きな声での返事を聞いた時点で、今日は大丈夫だと確信持てました。
順当に勝ち上がりながらも、トーナメント表を見てアブナイ選手が別ブロックから1、2人おりマーク、注意をしておりましたが、そこはポイントの怖いところ実力有れども、先制ポイントを獲られたりするとたちまち動きが悪くなる事が有り、マークしていた選手とぶつかる事も無かったので予想通りの優勝となりました。
結果は、どうであれJKJOや大きな舞台を経験すれば、緊張感も半端無くその中の経験が人を成長させてくれる事も多くあります。この大会でも、全国全日本レベルの大会経験している選手は、やはり何処か違う者が多くいるように感じ、遠いから、お金が掛かるからと目先の判断で参加自体しないのでは、伸びしろも変わってくる様に感じます。
次に3.4年女子の部にてセリアの姉のジュリアの登場!!
弟に続き快進撃!今日は、兄妹にてのダブル優勝かと思いきや、最後にサバキゲームにも出てくれている強敵ライバルとの選手と対戦!
1枚も2枚も上手なテクに翻弄されて2位の準優勝と成りましたが、相手にやられた技を覚えて、リベンジ出来るまで頑張れと教え、それでも決勝舞台での内容を認められてコンタクト賞にてビッグミットを貰いご満悦のようでした。
続いて、6年生男子ハルト!
1回戦の初っぱなに優勝候補の選手と当たり、何も出来ずのストレート負け!
これは、もう稽古量の違いしかありません。強い選手はそれだけの準備、常日頃よりの気持ちが違います。
あっさり負けた今、これからどうするのかの行動と思い次第で、まだまだ変われるし、成長も出来ます。
中途半端な選手との勝ち負けして上がるより、こうして強い選手と揉まれるのも経験です。
次に活かして欲しいと願います。
後半戦になり、中学生女子のユズ!
地道に力を付けつつも、僅差で負ける事が多く、今日も良い試合をしたのですが、2回戦で敗退!
この子は、負けても腐ることなく頑張っているので、いつかは日の芽をみる事があると思います。
頑張って続けて欲しいと願います。
そして、お姉ちゃんのサキノ!
くじにてトーナメントが決まり1回戦は無事乗り越えて、宿敵のミサキちゃんとの決勝!
幼少時代よりずっとずっと追いかけてきたライバル選手、何回やっても勝てないながらも追いかける目標がある事で彼女自身も成長、本戦では勝負決まらず、最後にポイントとられて僅差の敗退でまたしても準優勝でした!
でも、試合内容も悪く無く、実力の差はじわりじわりと追いついてきてるように感じます。
最後のトリは、一般青年部にてセイヤとカッタが参加! 別ブロックにて決勝で対戦出来れば理想ではありましたが、両ブロック共々必ず阻止される看板兄弟選手が当たるワナ?が仕組まれてます。
毎回、此所で潰されて最後は、兄弟対決となるのが相場のこの大会、何とか風穴を開けたいと今回は、対策と稽古を積んで挑んだようです。
初めはセイヤから、相手は何度も対戦している苦手選手!
今回も、出足は良いながらも後半にて先制ポイントを獲られ、焦りの中から追いかけながらも上手く逃げられた形で、兄弟選手と当たる前に敗退となりました。
後は、カッタのみとなり、1回戦より別格体格の選手と対戦で、大きな体だけに的も大きく大丈夫だろうと思いきや
動きを見きられて、ポイント取りに行けば同時に返されて両者ポイントにて連続3回も差が開かず延長戦にもつれ、やや動きをの工夫、前置きにフェイントにて翻弄させてようやく先行ポイントを奪取!
コレが決め手に1回戦を突破する事が出来ました。
2回戦を勝てばブロック制覇となるのですが、此所で看板兄弟の弟が登場!
彼に2度くじ運悪く当たり、勝ったことのない選手、今日もここまでかと思いましたが、自分の距離を常に持ち先取ポイント焦らず、動きを見て仕掛ける攻防!お互い手を知り尽くして対戦だけに1発触発の感が漂い、静かな動きの中、バチバチとやり合ってはまた静寂に戻るポイント戦ならではの空気がありました。
またしても、本戦決まらず延長にて先行ポイントを取る事が出来、初めての子の防波堤を崩す事が出来ました。
そして、最後の最後に兄ちゃん選手と決勝!
この選手は、カッタが中学生より憧れていた選手で他団体ながらの師弟コンビみたいな感じで、何度と同じクラスにて参加するも当たる事が無かったカードで、コレが決勝で迎えられた事だけでも感無量の対戦でした。
そして決勝戦!
教えて貰ったトリッキーな動きが両選手ほとんど同じ、お互い距離の取り合いにて緊張した流れがありつつも、延長戦で、かろうじて取れた突きポイントにて初優勝をすることが出来ました。
追いかけて、ようやく追いついた所です。胸を貸してくれた事に感謝しつつ、これから追い抜く事が恩返しだと思います。 コレに慢心せずさらに精進姿勢徴して欲しいと思います。
大会関係者、各先生方には今回もお世話に成りありがとうございました!