2013年03月

昨日、和歌山まで行って来ました。この大会はサバキゲームルールのトーナメント戦。敗者復活制が有り、負けてもまた優勝のチャンスがあります。
その場合本戦決勝進出者は野球のクライマックスシリーズのように、勝ちが一つアドバンテージ有り、敗者復活からの決勝進出者は2勝しなければ優勝出来ないルールです。
内容は、私も審判していた為、細かく判らないので結果として
幼年フリークラス、カズミ優勝
小12年ライトクラス、レイナ優勝
小12フリークラス、ウキョウ準優勝、サラサ三位
3・4年ライトクラス、マサキ三位
3・4年フリークラス、アマネ三位
5・6年ライトクラス、ユヅキ優勝、リキト三位
5・6年フリークラス、ミライ優勝、コウヨウ敢闘賞
でした。
全体的にレベルアップし、また参加団体が元同門サバキ系空手の団体ばかりなのでサバキゲームの中での新たな勝ち方も見れました。
そして、終了後、いよいよユイト、レンの十人サバキゲームです。5人以上勝たないと昇段出来ません!
対戦相手は、今日の同学年クラス上位八名プラス二名勝者で選びました。
まずはユイトから。
一人目から片手一点掴みからの引きつけで相手を崩しコントロール、上手く勝ち上がり波にのりました。六人目まで快調に勝利、心理的にも楽になります。しかし、七人目、大成塾の選手に投げられ敗退します。一人挟み最後2人は英真会館の選手、互角の展開で引き分け、7勝1敗2引き分けで見事昇段となりました!
次に、レン。
一人目は快調に勝利しスタートします。二人目、大成塾の選手にまさかの敗退、3.4人目も引き分け緊張が走ります。周りから活を入れられ5人目から目つきが変わります!勝利が続き出し、本調子でないながらも掬い投げたり、カッティングなどで勝利し、八人目からはワザを出す度に気合いも出始めます。9人目、金的を貰い苦しい展開、私も主審をしながら感動の余り、金的を見落としてしまいました!そして、十人目見事に勝利し7勝1敗2引き分けで見事昇段となりました!
京空会として初の少年部黒帯の誕生となり、二人には今までの努力と苦労が蘇って来た事と思います。
これからは、周りが皆、黒帯として見られます。帯に入った金文字の京空会と名前、一本線に自信と誇り、プライドを持って歩んで欲しく思います!本当におめでとう!そして、お疲れ様!
(岩井師範 報告)
イメージ 1
こちらのサバキゲームルールでの大会は、2学年男女混合トーナメント戦で、敗者は敗者トーナメントより勝ち戻り決勝にて、再度優勝まで狙えるシステムでした。(敗者トーナメントでの決勝は、二度勝たないと優勝出来ません。)
本戦、延長と引き分けの場合は、体重判定(1kg差)となり、それによって泣いた選手、勝利した選手も多くおり、敗戦トーナメントとは言え、取りこぼしての強豪が上がってくるので、うかつに勝ち進んだ選手が有利とは言えない展開も多く有り、ウキョウも一度体重判定で勝った選手と決勝で当たり、圧力で攻撃を封鎖され準優勝となりました。同じクラスのサラサは、1年生女子で小柄ながらも2年生や男子と混じり、根負けせずに気持ちを見せて戦い3位となりました。幼年部から実績を残し頑張ってるサラサですが、体格差が出てくる年代なので、自分より大きな選手と当たる事が多くなり少しスランプ気味な所もありましたが、この経験を活かして伸びて欲しいと思います。
1,2年ライトクラスのレイナもいつもと違う強気ファイトで、見事初優勝!3,4年ライトクラスのマサキも3位入賞!共に大会になかなか勝てずにおりましたが、やっと勝利の花を咲かすことが出来ました。
リュウガは、まだ連敗街道から抜けきれずにおりますが、同門先輩と当たる不運なマッチにも打撃で追い詰める所まで出来た事は評価出来ると思います。
5,6年ライトクラスのユズキは、打撃もサバキも見事に使い分け、今大会でウチではベスト選手だったと思います。
同じ学年クラスのミライも男子選手と多く当たる中、ハイキックをバンバン決めて決勝へ進出、ゲームスタート直ぐにハイキックを決めて有効を獲りましたが、その後膠着されての押し出しが多く有り、最後に投げで一敗しましたが、気持ち切り替えての二戦目で見事優勝する事が出来ました。
 
ミライの試合もそうですが、同じサバキ系という事もあり、打撃よりサバキに走る選手が多くおりましたが、なかなか決まらず力で押し出したり、つかみ合いになったりと本来注意すべき点が取れなかった試合も沢山ありました。
しっかり打撃が出来て崩す、捌くという試合展開を進めていかないと相撲押し出し空手となってしまします。
その点の注意と本来サバキゲームでは勝ち星システムを獲っているので、有効差の無い僅差の判定ではドローとする事が多くありますが、今回はトーナメント戦だったので、延長戦では明確な判定基準を決めてどちらかを出来るだけ選択して体重判定をなるべく無くす方が、良いのではと思い今後の課題としていきたいと思います。
 
その他にも課題がいくつかあったものの、試合展開としてはゲームルールに順応してレベルアップしてきたと思います。
60数名の小さなマイナー大会でありましたが、クラス分けが少なく優勝に辿り着くまでどのクラスもほとんど5,6試合まで勝ち上がらないと出来ないので、ある意味大きな大会と変わらず優勝・入賞した選手は価値ある勝利だったと胸を張って誇っても良いと思いました。
 
そしてその大会の中で、ユイト、レンの黒帯選考会の場を作ってもらいました。
同じ学年クラスでのトーナメント上位選手より10名選択しての10人をサバキゲームルールにての勝ち抜き戦!
見知らぬ選手を相手に苦戦、激戦の中、見事両選手共に勝ち抜き7勝1敗2引き分けという立派な成績で黒帯を取得する事ができました。
ここ最近の動きや成績、体調万全では無かったので内心ドキド心配もしてましたが、見事皆が見てる中、黒帯取得試練の勝ち越し以上の成績を残して、京空会初の少年部黒帯となりました。
まだまだ課題もありますが、相手してくれた選手、この場を作って頂いた主催団体、応援してくれた仲間、親御さん全てに感謝して、ここからの第二章の自分物語を作って欲しいと願います。
これから更なる活躍を期待してます。おめでとう!
イメージ 2
 ちょっと帯が長かったかという感もありますが、帯に体を合わせていけるように体も作り、どんなスタイルでも
通用する自分の空手を磨いて欲しいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

今日は、夕方より激しい雨が降り皆来るかなと心配でしたが、沢山の子供達が時間通り元気に来てくれました。
遠く自転車で来る子は、ずぶ濡れになりながら、頑張って来たのには驚きながらも、逆に危ないから、こういう日は休んでも良いと思います。でも、気持ちはとても嬉しかったデス!
そして、こんな日でも一番乗りで頑張ったあなた達は、エライ!
*注 写真のポーズはガードを低めに、組手の時は高い目に!(^^)

イメージ 1

昇級審査会で保留になっていた子達の再チェックをしました。身体いっぱい使って大きく動き、元気一杯大きな声を出さないと合格はあげないとアドバイスをして始め、今日は、今まで一番の元気とやる気を見せてくれ、見事四人共無事10級になる事が出来ました。
力が足りなければ簡単に帯を渡さないのは、努力する大切さと帯の価値を知って欲しいからです。
やれば出来るという自信を持ちこれから成長して欲しいと思います。

イメージ 1

一番乗り目指して競争率が高くなって来ました!早く来たらその分だけ早く準備して何かの稽古をしましょう!
事情で遅刻する者は、送れた分だけ取り戻す気持ちで稽古をしないとチリも積もればで、差がついてくると思います。
何より空手の神様は、努力する者に味方をしてくれます。大会の中でのラッキーは、そういう所から生まれてきます。
運も実力のウチ!全てを自分の味方にして次の大会へ備えていきましょう!
今日は、震災があった日でした。改めてあの惨事を忘れずに、今出来る事に感謝して頑張りましょう!

イメージ 1

昨日は、奈良で大会もありましたが、古巣の後輩が障害者の為に興した団体の武道演舞会に招待されていたので応援と観戦は、幹部達に任せて、私は、南草津の障害福祉センターという所へ行って参りました。
会場へ入るとウチの道場生のジョーちゃんが、司会をしており、その流暢な応対振りに、ええ仕事しとるやないかと煽てながらも、サバキゲームでも頼むで!と釘を打っておきました。
彼は、滋賀からいつも道場へ通っていましたが、仕事の関係等でなかなか道場に来る事が出来ず、また職場で障害者と向き合う機会が多くあり、偶然私の後輩だった 此所の先生と出会い、許可出してそちらの団体にも稽古へ行くようになっておりました。

会場の中で、沢山の懐かしい仲間や先輩とも再会出来、生徒さんの強くなりたい!という思いが伝わる演武に心を洗われるような感動がありました。

後輩の彼とは、30年前古巣の滋賀支部移籍の時に出会い、彼自身も先天性の障害を持ちながらも、特別扱いされるのが嫌いで稽古を通して教えられる事が沢山ありました。
そんな彼が、同じ環境の者に武道を教えていきたいと独立されて20周年の節目の武道会でした。

障害を持つという事は、特別な事では無く五体満足の私達さえいついかなる時になるかもわかりません。 

出来ないと思われるそんな人達が、武道に何かを求め頑張る姿を見れば、出来て当たり前の私達が出来ない理由を言って去っていくのは、ただやらないだけで、とても愚かな事で勿体ない事だと思います。
環境が変わり忙しい中でも、出来ないと決めつけず、何とか隙間隙間を狙って 稽古を続ければ、いつか必ず空手のありがたみが理解出来る時が来ると思います。

指導するに当たっては、空手を通して成長を求めてる者全てに心体共に強くなれる空手を教えていかなくてはと、昨日の演武を見て、そう思いました。

昨日の大会は、結果だけ聞けば惨敗となったようでしたが、それもまた現実と受け止めて、試合の勝ち負け以上にそこから何かを学び、次に繋いでいけるよう懲りずあきらめず、どんどんチャレンジを続けて強くなって欲しいと思います。

演武会終了後は、懇親会も誘われて、懐かしい先輩や昔々の顔も名前も忘れていた後輩達、県会議事の先生やラジオパーソナル司会の皆様、合気道の先生達とも出会いが出来てお話をさせて頂き大変有意義な時を過ごさせてもらいました。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
イメージ 1

↑このページのトップヘ