2012年04月

先日、審査を受けられなかった子が「夏の審査に受けたいのですけど、このまま行けば受けれますか?」と聞いてきました。
私は、「うーん、今のままだとちょっと難しいと思うわ」と答えました。
とってもよい子なんですけど、体の線も細く闘争力が無いというかまだまだ自力が足りません。
その子は、とりあえず週2回は稽古に来て、少しづつその子なりに成長はしていると思います。(聞いてくるだけ可愛いところがあると思いますが・・・)

廻りのみんなの帯が変わっていくと、僕も受けたい!なんて思う気持ちは大切なのですが、それに伴う行動と実力がまだまだついてきていません。
いつも思うことですが、帯を獲る事だけが目的にならず、それに伴う実力を付けて欲しいと思います。何処の空手にも通用する力が出来るまで、ホイホイと帯を上げることは出来ません。
(試合もせずにわんさか黒帯キッズがいる道場もありますが・・・)

私は、焦る必要も無いと思いますが、そういう気持ちがあるならもっと1回、1回の稽古を大切にして、イベントも積極的に出て欲しいし、仲間の応援にも行って上げて欲しいと思います。
自分の好きな事しかしない、良いとこ獲りばかりしていては、まだまだ駄目だと思います。

親御さんの中でも何でウチの子だけ受けれないの?なんて言われますが、そんな所に限って親が優先順位で空手のイベントを低く見られています。

そんな人は、伸びている子が陰でどれだけ努力して頑張っているかなんて知りもしません。
伸びている子は、親も同じように伸ばしてやろうとサポートの栄養を送り続けています。

道場にもほとんど顔出しせず、偶に迎えに来た時に、同じキャリアや同学年の子を見つけて比較して、短絡的にうちの子は空手に向かないの?とか決めつけていかれますが、サポートもせず、同じようにやりもさせもしないで、その子達と同じように伸びる方がおかしいと思います。

それでも、その子なりに見えない部分で伸びてきているのは判っているつもりです。
根っこが伸びてこそ、強い幹になり花と成るのです。
ようやく根が伸びそうになり、成長の変化が見れそうな時に、親の決めつけた言葉一つで駄目になる事があります。

見える部分が伸びてないからと他の花や木と比較しないで、しっかり大地に根が張るまで見守ってやって欲しいと思います。

食べ物に対してどこの親が思うことと同じです。
好き嫌いを無くしましょう!好き嫌いをしない子に育てましょう!

それを空手でもしてくれたら、みんなしっかり根を張らして大きな花と実を咲かせてくれると思います。

コツコツとゆっくり手間を掛けて育った実は素晴らしいものになります。
それを信じて栄養を与え続けて欲しいと願います。
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Point&Ko全日本大会にあと1週間と迫り、最後の調整の為に顕正会館の出稽古に無理を聞いてもらい参加してきました。
相変わらずの多人数での稽古に選手達も、大変刺激を受けたように思います。
 
この日は、守口で大会があったらしく優勝、入賞した選手もその後に当たり前のように稽古に来る姿勢にはいつもながら大変、勉強になります。
大会があるから稽古をするのでは無く、稽古をするから大会で結果が出るという見本をここの選手達の多くは実践されていると思います。
 
試合結果がどうであろうと黙々と稽古をする姿、見習いたいものであります。
東京であるこの大試合も、一つの稽古の試す場だと思い、此所まで頑張った
成果を精一杯発揮して欲しいと思います。
 
負けて腐らず、勝って奢らずの精神!
試合に勝っても負けても、平常心!
いつもの事を淡々とこなす事が後に更なるパワーアップに繋がります。
 
大事なのは、試合結果よりこの試合経験をどのように自分の稽古に活かすかだと思います。
 
悔いの残らないように、やれる事は全てやり、体調を万全にして東京遠征での大舞台に挑んで欲しいと願います。
 
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今月発売の月刊フルコンカラテにて、Dr二重作先生のお馴染みカククリ診察室のコーナにて先日の格闘祭り2012の模様の記事を掲載され、その中で行ったサバキの講習会の模様と京空会の紹介をドーンと4ページ、カラー掲載の中で紹介して頂きました。
 
私達の活動が、こうして色んな分野の方に認めて貰い支援して頂ける事は、大変光栄であり普及に努める活力になると思います。
 
まだまだ発展途上の中にいますが、様々な交流と出会い(武縁)を大事にして地道に活動を続けていきたいと思います。
 
機会ある方は、書店にて購買、観覧下さい!
 

昨日の21日に大阪中央体育館にて行われた正道会館主催の全日本ジュニア大会にキョウカが初チャレンジして来ました。
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思えば、数年前に在籍していた少年部達に大きな大会を見せて勉強させようとこの大会を見学した事がありましたが、その当時は役員の中で知り合いが多くいた中、立場上交流する事も出来ず2F席からコソコソと観戦しておりましたが、京空会となって懇意にして頂く先生方が増え、挨拶を交わせるようになったのも時代の流れというか、感慨深いものがありました。
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今回は、心臓震盪問題にての安全対策の説明の為に、格闘祭りでお世話になったドクター二重作先生もゲストで招待されていたので、再会を喜び、なんとキョウカのセコンドに終始着いて頂き、心強い援軍に感激致しました。
 
選手取り組みを見て、1回戦に大型選手と当たるのでこの一戦を越えれば、まずまず大丈夫だろうとの予想通り、初戦の選手はパワーファイターで、下段で崩される事が何度かありましたが、後半より徐々に膝蹴りが当たりだし、小差ながら判定にて突破する事が出来ました。
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この勢いで、2回戦3回戦と危なく勝利するも、やはり一筋縄で済まないレベル高い選手との対戦に試合後に足を引きずる動作に痛めたのかと不安を感じましたが、ラッキーにも今日はスーパドクターがセコンドにいるので、すかさず医務室まで連れて行ってもらい、大会ドクター全員による丁重な処置をしてもらい復活して戻って来ました。
大会ドクターの中で、偶然元同じ団体にいた方もおられ、会話も弾みまたまた新たな武縁が生まれました。
 
後は、メイン舞台の決勝戦を残すのみとなり、他のコートで試合が消化される間に、再び御挨拶の遅れていた先生方と交流を深める事が出来ました。
 
そして、予定よりやや早い中で、決勝戦が始まり低学年の試合から、ハイレベルな攻防戦が続き、キョウカ以外の選手でこのクラスの選手と対応させるには、まだまだ経験が必要だなあと痛感致しました。
 
それでも、試合の流れや審判ジャッジの公平さ、安全対策等見ていれば、安心して送り出せる大会だと認識し、次回はもっと多くの選手がチャレンジして全日本のレベルを肌で感じて貰いたいと思いました。
 
いよいよ、キョウカの番になり舞台一番前にて、二重作先生初め応援団で陣をとり対戦を見守りました。
試合が始まり、回転スピードの速い選手になかなか決め手が無く延長、そこから膝蹴りが決まり出し、ややリードのまま旗4つ上がり文句ない勝利で、見事全日本大会も制する事が出来ました。
 
Point&koの全日本が来週に控え、ややオーバーワークな試合回数に不安を持ちながらも、見事に優勝する事が出来ました。
 
試合終了後に、九州支部の東先生(正道京都時代の先輩)の本が販売されていたので、キョウカにプレゼントとしてサインを貰いに行き彼女に渡して、お祝い致しました。
二重作先生をはじめ正道の先生方にも、沢山の応援と祝福を頂き、大変感謝致しました。
こんな大きな大会を運営する事は、まだまだ力不足ではありますが、色んな意味で勉強させて頂いた大会となりました。
 
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角田最高師範とツーショットが撮れて、一番喜んでいたのはまぎれも無く父だったと思います・・・
 
 
 

香港と上海を股に掛けアジアで活躍するコバ先生が、久しぶりに日本へ帰国、18日水曜日に来京して我が道場で出稽古してもらいました。
もう今までにも、このブログにも登場してもらっておりますが、この先生のフットワークと行動力には勉強させられます。
今回は、私自身が全てを指導して、京空スタイルで進化した基本組み合わせ稽古、京空コンビネーションの型、POINT&KO対策のミット稽古、スパーリングと次々と堪能して頂きました。
 
稽古の後は、幹部を引き連れて食事会に行き、積もる武談会議に夜更けまで盛り上がり、楽しく過ごさせて頂きました。
今後ともお互いの成長と発展を祈り、実りある再会を約束して帰路に着きました。
 
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