2011年12月

26日で、今年最後の稽古を終了しました。
少年部は、3コース制にしたので、全コース集合での稽古納めとしていましたが、連絡事項が行き届かなかったのか、他のコースの子供達の参加が少なく、若干寂しいラスト稽古となりました。
それでも、本年の締めくくりとして体力インターバルサーキットで記録を競い合い、時間延長してのたっぷり組手稽古、ラストはサークルになって100本締めのスクワットをして終了しました。
試合で勝った者、負けた者、審査で帯が上がったもの、また形にはならなかった者もいますが、汗を流した分だけ確実にみんな成長した事と思います。
前を向いて、逃げずに頑張る!その気持を持って来年も頑張ってほしいと思います。
 
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その後は、一般部の稽古納めです。
暮れの忙しい時期でもあって、こちらも参加はいつもの顔ぶれ、忙しいのは誰も同じなので、言い訳せずに最後
くらいは全員揃って参加して欲しいものだと思います。
いや、言い訳したり、行けないと連絡があればまだ良い方です。
最後の締めにも関わらず、黒帯幹部の中でも連絡無い者もまだまだおり、何度もミーティング等で話は出ていても、また来年もダラダラとしてしまうのではと情けなく思い危惧致します。
 
京空会になり、忙しい毎日となりましたが、意思疎通がきちんと出来ていく事が今後の伸びて行く課題となりそうです。
 
さて、稽古の方はサークルの二重丸を作り、内丸に上級生が入り、外丸にその他の生徒が囲む形でお互い迎い合いになり、毎年恒例となった100本突き、受け、蹴りを延々と声を張り上げ、お互いチエックしながら手を抜かずに
最後まで皆やり遂げました。
 
これが終了した時点で、道場の中は異常な熱気と湿気でした。
サバキの空手の中では、基本稽古は全て10本程度で行い、キレと瞬発力を磨く事に重視をしてダラダラと長く突いたり蹴ったりはしなかったのですが、こうしてたまに100本単位でするのも、自分の気持ちとの戦いとなり、心は鍛えられるのでは!と思います。(毎日は嫌ですが・・・)
 
何の根拠も無いのですが、やり遂げた感はかなりあるように思います。
その後は、少年部同様に基礎体力サーキットで、突き蹴りの本数、各種ミット飛び、腕立て、腹筋、バービーを1分間で何回出来るかを昨年の記録更新に挑んでもらい、みんなヒーヒー言いながらも、最後までよく頑張りました。
 
それから、今年最後のスパー大会を行ない、締めは同じく円陣スクワット!一般人数の数だけ10ずつ号令を掛けて
更にヘロヘロとなり今年全ての稽古を終える事が出来ました。
 
毎年恒例となり、いつもはこれをやるちょっと前にワクチン(事前に同じ稽古をして慣れておくこと)を打っておくのですが、今年は忙しい事と風邪で喉がやられての体調不良が続き出来なかったので、1日を空けた頃より徐々にお土産効果で、只今、体が痛い真っ最中であります。
 
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稽古終了後は、みんなで道場の大掃除を行い、今年一年の感謝を込めてピカピカに磨きあげてくれました。
稽古に出れなかった方も、何人かわざわざ駆けつけて、手伝いに来てくれ、そういう心遣いは大変嬉しく思うものでした。
道場を大切に思う気持ちが、組織を大きくさせて、自分自身の成長に繋がります。
誰かがしてくれるからと思うのではなく、自分で出来る事を探し協力していく気持ちが大事だと思います。
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来年は、どのように発展していくかは未知数ですが、気持ちを一つにして前に進んで行きたく思います。
 
本年、お世話になった皆さま来年もよろしくご指導お願いします。
そして、みんなにとって良い年になるよう祈念いたしております。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

奈良リーグ戦において、カズミがフルコン大会初デビューをしました。
昨年3兄弟の末っ子として入会し、お兄ちゃんお姉ちゃんが昇級していく中、いつも自分1人が受けられずに
この1年我慢させてきました。
1つ上の先輩に今回優勝したサラサがおります。
サラサの1年前と比べるとどうしてもいろんな面で差があり、なかなか審査を受けさせてやれませんでした。
今回の審査もギリギリまで迷いましたが、型などきちんと出来るようになってきたので初チャレンジさせて、見事
10級へ昇級!その後のサバキゲームも好成績を出し絶好調のカズミ!
そして、今回の大会でも、先輩サラサには足下にも及ばないものの見事2位で準優勝となりました。
まだまだお父さんお母さんに甘えたい歳でありながらも、道場ではいっぱしの先輩面も出来るようになりました。
道場で人一倍泣いてきた分、確実に強くなってきました。
お父さん、お母さんにも我慢して貰いました。
TVや映画みたいにそんなに早く強くはなりません。
打たれて打たれてするから、打たれ強さが出来、人の痛みも判り、人にやさしくなれるものです。
 
こんな小さな子供に試合なんてっと思う方も沢山いるかと思います。
私も、空手を習うだけでも凄いと思うので、少々早すぎるのではないかと思っておりました。
全ての生徒に強要はしませんが、試せる大会があり本人が望むなら早くから経験しても悪くないと思います。
 
組手や試合を否定して親が安心して、子供達が増えている道場も多くあると聞いております。
競争をさせず、仲良しクラブで強くなる!褒めて褒めて伸ばす空手!
そんな綺麗事だけで本当に強くなれるのでしょうか?
人はいずれ競争する社会に出て行かなければなりません。
空手の世界も小さな子供達からの大会も毎週のように多くある中、何の刺激も無く温室育ちでは、自分を勘違いしてしまうのではないでしょうか?
現実を知る事も大切です。負ければまたそこから頑張れば良いのです。
子供は、もっともっと揉まれてこそ強くなると思います。
 
負ければ泣いて、勝っては喜び、そこから学んで成長する事が沢山あります。
例えばガード一つでも、普段の稽古でガードや受けの大切さを教えても攻撃されない環境では、その必要性もなかなか理解出来ません。組手や試合で、まともに貰って負ければ、自分で理解して、次は自分でガードが出来るようなるのです。(今は安全防具がしっかりあり、そう大きな怪我はしないのです。)
 
勝つか負けるかなんて、やってみないと判りません。人の結果を見て、自分も試合出たら良かったなんて言う子供もいますが、やらなければ負けも無い代わり、勝ちもありません。
 
いろんなルールに拘り、勝ち負けじゃないと拘り、自分達の空手は素晴らしいと理想の空手を追求するのも良いですが、一方では小さなプライドに拘らず、負けても勝ってもどんどん試合に出て活きた経験を積み成長する選手も多くいます。
同じ空手道、どちらが良いか悪いかなんて判りませんが、違う空手の友だちや知り合いが出来たときに、じゃあ一緒に組み手しようかとなった時に対応出来なかったら、今までの自信が一気に崩れる事になると思います。
流派で守ってやっていても、一歩違う環境に対面した時、自分の力が試されます。
私はどこに行っても、どちらにでも通用する空手を教えていきたいと思います。
 
組織が大きければ、今の住んでいる場所が変わっても支部があるかもしれません。だから安心して同じ稽古が出来る!果たしてそうでしょうか?
きちんと基本が出来ていて、実力が伴わない場合は、同じ組織の流派でもやはりあそこから来た者はたいした事が無いとか、それなりの洗礼を受けるのでは無いかと思います。
そうならない為にも、色んな経験をさせて何処にも通じるようにしてあげたいのです。
 
褒めて伸ばす!褒めて育てるは理想ですが、しっかり注意して怒ることも大切です。
ご馳走ばかり食べていては、ご馳走の価値も判らなくなります。
ご馳走は、与えて貰うのではなく自分で獲れるように努力する。
8怒られても2褒められれば、10全部褒められるより嬉しい事も沢山あります。 イツモオコッテイルワケジャナイケド・・・
私も芦原先生にいつも怒られていましたが、ちょっと褒められると凄く嬉しく、また頑張れる事が沢山ありました。
 
サラサとカズミのチビ戦士達も、これから幾多の試練が待っているかと思いますが、一つ一つ乗り越えて本当の強さを身につけていけるように見守り育てていきたいと思います。
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まだまだ先輩サラサにはかなわないけど、いつも後ろから追いかければいつか追いつく事もあると思います。
お互い良いライバルとなって成長して欲しいと思います。
 
お兄ちゃん、お姉ちゃんに一歩、二歩と遅れていたカズミだけど、大会初入賞は、先に追い越して果たすことが出来ました。
小さな手で掴んだそのメダルは、何よりも価値あるものだと思います。
今の気持ちを忘れず更に精進がんばりましょう!
 
 
 
 
 
 
 

香港芦原のメンバーのカップルより、クリスマス前に京都に来るとのメッセを貰い会う日程がなかなか合わず、奈良のリーグ大会のある23日のみしか無く、いっその事大会に連れて行こうかと提案、ラッキーにも郡山城近くの会場だったので観光も兼ねて試合を見ることが出来大変満足?してもらったかと思います。
大会終了後には、京都までに帰る途中に奈良の東大寺で閉門時間ギリギリで大仏さんを拝む事が出来、鹿に絡まれ奇声を上げなら喜んでもらいました。
 
京都に帰ってから、事前に集合を掛けていた生徒達が既に集まっており、通常は祝日稽古をしていなかったのですが、2人の訪問の為に特別稽古を行いました。
この2人、芦原時代に香港セミナーを行った時に初めて出会い、大変熱心に教えたサバキの練習をしていたので、好印象を持っておりました。
その後2人は、結婚をしながらも、空手を続け、聞けば芦原空手以外に伝統派のナショナルチームにも所属しているらしく、あの宇佐美選手も友人だとかで、そちらの方が凄いやん!と感心しておりました。
大会があった日なので、稽古は短めに行い、最後はみんなでスパーをして、お互いの型披露をして、あっという間に時間となりました。
一緒に稽古をすれば、言葉が通じなくとも判り会えるのか、終了後は子供達ともすっかり仲良くなり、囲まれて何語でしゃべっているのか理解不能ながら、会話をしておりました。
その後、彼等の泊まるホテル近くで食事会をして、短い再会を惜しみながら、お別れしました。
昨日の夜には、無事香港に着いたと連絡があり、慌ただしい日の交流でしたが、これを機に深く交流が発展出来ればと希望致します。
突然の訪問に係わらず、特別稽古に参加して頂いた方、食事にお付き合いして頂いた方、御苦労様でした。
後は、月曜日のラスト稽古を残すのみです。
最後まで、頑張りましょう!
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奈良ジュニアリーグ戦が大和郡山市で有りました。我がクラブは初参加でルーキークラス九名出場しました。
会場につくと寒空の中沢山の選手が待っていました。
145名と結構な人数でした。
この試合は各クラス細かく分かれリーグ戦となっていて、技も点数制になっていて合計点数の多い者が優勝となります。結果として、小学四年タクミ優勝、幼年サラサ優勝、小学1.2年女子アマネ優勝、小学四年女子ミライ優勝、幼年カズミ2位、小学3年生女子マサキでした。
そのほか、敢闘賞なども有りましたが、試合経験の少ない者、勝ててない者、が初勝利をあげたり出来た事が一番の収穫と思います。これをバネに来年、自信を持って試合にチャレンジして欲しく思います。
運営の中西先生、松村先生、各先生の皆様、御苦労様でした。有難う御座いましたhttp://img.mixi.net/img/emoji/50.gif   (岩井師範 報告)
 
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試合開始までのオープニングを写真スライドでまとめてみました。
sabaki gamesを初めてネットに公開したのが、第5回大会での写真スライドでした。
あの時は、会員の方に任せてやってもらい、大変感動させてもらいました。
私自身は、こんな編集作業が大嫌いで全て人任せにやってもらっていた事だったのですが、まさか自分で出来るようになるなんてあの当時の自分では想像できません。
京空会、サバキゲームに携わるようになり、空手以外でも色々と勉強させられこんな親父になった今でも成長させてもらっていると感じます。
選手の成長と共に我々も成長させてもらっております。
この環境に感謝!です。
 
初公開動画
 

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